アビシニアン純血種の病気と健康管理について

インターネットで、子猫を譲って下さる個人的なブリーダーさんから、アビシニアンの雌猫を譲り受けて、室内で飼っています。

そのブリーダーさんはアビシニアンのみ、3世代飼っておられる非常にアビシニアン好きな方で、直接、ブリーダーさんから、譲り受けた為に、人懐っこい猫です。

また、血統書も見せて頂きましたが、良い純血種でした。ネコの祖父母、両親共に純血種でした。

人懐っこく、元気に室内を走り回り、良く遊んでくれて、楽しく過ごせています。

汚い話なのですが、血便の頻度が多かったのです。

毎日、快便で、身体が小さい割には大きなうんちをするので、痔であろうと気にせず、大便の後は、お湯で濡らしたティッシュで、お尻を拭いておりました。

ワクチン接種に連れて行っている動物病院の先生は体調管理の相談にものってもらえますので、話をしてみました。

そうすると、一度、便を持って来て下さいとのことでしたので、何度かの血便の写真と血の付いている箇所の便を持って、ネコも連れて行きました。

先生は、まず、顕微鏡で観察して、悪い虫、菌は見つからなかったと言われ、一応、薬は1、2週間分出しておきますが、まだ、血便が続くようであれば、連れて来て下さいと言われました。

その際は、また、「便と写真を持って来てね」と言われました。

薬が無くなっても相変わらずだったので、先生に言われた通り、写真と便持参で、ネコを連れて行きました。

また、先生は自分の目と顕微鏡で観察して、原因は腸のどこかに出血があるためと判断されました。どうして、その様に分かったのかも、説明してくれました。それは、血の周りに粘膜が付着していることで分かるとのことでした。

もし、単なる痔であれば、綺麗な赤い血が便に付着しているだけだそうですが、便に付いている血を見ると、少し黒い便で、粘膜が血の周りに付いているので、腸のどこかで出血を起こしていると説明してくれました。

純血種はどうしても、混血種に比べて、身体が丈夫ではなく、何某かの問題を身体に抱えてしまうことが多いと話をしてくれました。純血種は身体が弱いことは知ってはいましたが、実際に問題が分かると、そういうことなのかと思ってしまいました。

ここの獣医の先生は若い先生ですが、患者さん想い?というより、動物好きの先生で、保護ネコを動物病院で飼っている先生です。

手術もよくされていて、術後経過フォローも良い先生で、診察に連れて行くと、他の飼い主さんから、術後のことでどうすれば良いかとよく電話がかかって来て、フォローをされている、飼い主さんに頼りにされている先生です。

家から近いこともあって、2匹の猫を飼っているので、2匹共に飼い始めから、この先生のお世話になっています。

ネコの出血の問題は、重症な問題ではないので、食事療法でやっていきましょうと、とりあえず、食べてくれるかどうかの問題もあるので、これを試して様子を聞かせて下さいと、少量タイプの餌を教えてくれました。

それはロイヤルカナン製の消化器サポート(可溶性繊維)FIBER RESPONSEです。

この餌の特長は商品に書かれている記載からですが、

.高消化性の言材料を使用し、健康的な腸内細菌バランスと腸管内輸送を維持するために、可溶性食物繊維(フラクオリゴ糖)および不溶性食物繊維を配合。

.健康的な腸管内輸送を維持するために、サイリウムなどの可溶性食物繊維を配合。

.ω3系不飽和脂肪酸(EPA、DHA)を配合(3.2g/kg)。④健康を維持するために、複数の抗活性酸素物質(ビタミンE、ビタミンC、タウリン、ルテイン)を配合。

が特長と説明書きに記載がありました。

人間の食事療法と変わらないなと思いながら、試したところ、食べてくれることが分かりました。

先生にそのことを伝えると、「じゃ、そのまま、その餌で継続していって下さい」とのことでしたので、その餌をインターネットで購入して、餌として与えています。

飽きると、食べてくれなくなるので、普通のウエット餌や別のカリカリ系のおやつ等も与えながら、経過を見ています。

お陰で、完全に、出血を抑える処までは至っておりませんが、出血は確実に減ってきました。

結局の処、人間の消化器系の問題と同じで、可溶性食物繊維で上手く便に分を保ちつつ、「つるん」と便が出る様にしているのであろうと、自分自身では解釈しています。

私自身も消化器系に問題があって、色々と、自分なりに食事療法を勉強しながら、試行錯誤しているので、なるほどと思ってしまいました。

この餌を使ってからは、動物病院に出血の問題で連れていくことはなく、ネコは毎日、のんびりと、活発に遊んで過ごしています。

ネコにも食事療法があること、当たり前ですが、人間と同じ消化機能の状態であることに気づかされ、勉強になりました。

自分が消化器に問題があって、色々と調べて勉強したので、商品の説明書きには非常に納得できました。

昔だと、「人間の残りものを餌に与えていたのに。実家の猫はよく、ねこまんまだったな」と昔を振り返りながら、ペットもそういう時代になってきたのかと感心してしまいました。