哲学する猫に心の中をのぞかれて。

猫の観察力って目を見張るものがありますよね。

ただ単に動くモノであったり、とても小さい点のような虫だったり、はたまた飼い主である人間のさまざまな行動パターンを先読みしたり。

猫には予知能力やものごとの前触れのような兆しを予見するパワーもあるのではないでしょうか。

さらに自分の経験から感じたことなのですが、人の心も読める能力もあると信じています。

犬にもそのような素質があるかと思いますが、猫のような心の奥底、

もっと言うと人間界で言う“腹の中”を見透かす能力とは明らかに別もののように感じます。

そんなことを肌で感じさせる出来事が、ある1匹の猫との遭遇から起こったのでした。

ある日、街の散策をしているときでした。

時代感を感じさせる建物の写真をパシャパシャと撮っているさなか、どうも自分への視線をずっと感じていました。

近隣の住人が写真を撮っている者を不審がって遠目で見ていたのか、などと思いながらもその視線はずっと自分に注がれていたのでした。

いや、「これは人間の視線ではない」と思ったのは、その視線が頭上のほうから感じていたからでした。

近くには住人が住むような高い建物はないし、あるとすれば囲いの塀ぐらいだと思って、あたりを見回していたらバッチリ目が合いました。

「あっ、その視線!」。

すべてお見通しというその眼差し!

こちらの心の中まで全部バレバレな気持ちにさせるその目つき!

あなただったの、という気持ちと何か自分の行動がすべて読まれていたような複雑な気持ちになりお互いしばらく見つめ合っていました。

その猫の面持ちはまるで人生を達観した哲学者のように思え、カメラを向けシャッターを押してもその眼差しはこちらの心の中をのぞいていたのでした。

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